世の中はコロナもいったん落ち着き傾向になってますし今回は明るく楽しいホイールの話!
バックオーダーいただいてるホイールもようやく流れがよくなってずいぶん納めさせていただいたものが増えました。
なかでも新作がかなり多く入ってきてますので順番にご紹介させていただこうかと思います。
まずはST5で3PCとモノブロックが入ってきましたのでそちらから。
シンプルで力強い5本スポーク、どのお車にも似合うオールラウンダーですが退屈になりがちなのも確かです。今回このST5では徹底的にシンプルにこだわりながらラウンドしたスポークショルダーで艶感を表現しデザインに表情を加えています。
まずはコルサシリーズのシェイプを使って作成しました1セット。
裏打ちの組み立て3PCホイール、コンベックスのシェイプを使うことでスタンダードなスポーツ系ホイールの雰囲気とリム幅を稼ぎやすいというメリットが出せます。
ドロップの形状もいたってシンプルに。あくまで硬派な印象を与えコルサシリーズの雰囲気に合うようにデザインしました。
スポークの端に小さめのロゴを彫り込み主張しすぎないように配慮。
シンプルの究極の形になっています。
次は同じST5をモノブロックで。
こちらも基本コンセプトのシンプルな5本スポーク。3PCでは表現しやすかった立体感もモノブロックでは難しいのでまずはリムエンドの形状から見直しました。
またスポークの始まり部分に段をつくり立体感を表現。端から1周彫り込み、立ち上がったところからスポークが始まるためモノブロックなのに組み立てホイールのような存在感とクラシックな雰囲気を併せ持ったホイールになります。6本スポークや9本スポークで同じ意匠のホイールを作っても面白そうですね!
またモノブロックバージョンはセンター部のドロップをなくし、ラグホールの形状にこだわりました。これは外周部でだした立体感の代償で短く見えがちなスポークの長さを極力抑えるため。そのラグホールはスポークへ向かって楕円形状に伸ばし、角を極力とった削り込みを行いました。
これにより平らで表情の出しにくいスポーク表面へアクセントをつけ足し伸びやかさと相反するアイキャッチポイントにすることができます。ただノペーっとしたホイールとはずいぶん違った表情になります。
今回ご紹介した2セットはともにハイポリッシュのクリア無し!写真に収めるとディテールを表現しにくいフィニッシュですがシンプルなのにこれだけ表情豊かに見えるのは細部へのこだわりが積み重なったデザインである証拠です。
迫力ある存在感を最も出しやすいデザインの5本スポーク。ニュートレイルからの提案はこのST5シリーズ。
お問い合わせは各ニュートレイルディーラー様もしくは行きつけのショップ様までおきがるにどうぞ!
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